2013年9月14日土曜日

可睡斎

昨日、静岡県袋井市にある、可睡斎という曹洞宗のお寺に
阿部敏郎さんと雲黒斎さんの講演を聞きに行ってまいりました。
阿部さんは、以前、方広寺の向禅師との講演を聞いたことがあったのですが、
雲黒斎さんはずっと聞いてみたかったのですが、機会がなく、
初めて行ける距離での講演があるということで即刻参加を決めました。

せっかく袋井まで行くのだからと、その日だけ特別にふるまわれる精進料理
「お月見膳」も予約。
ぷち遠出にちょっとわくわくしながら、行ってまいりました。

可睡斎の境内も広いですが、
講演は、「瑞龍閣」という建物で行われ、中も見ることができました。
昭和初期の香りがする(昭和12年築だそうです)
昔行った老舗の旅館のようなたたずまい・・・
うつくしく、なつかしい雰囲気でした。

 すてきな窓。

この照明器具とかが昭和っぽい。
そしておばあちゃんの実家を思い出す大座敷。
(当然、こんな広くないですが)

そして、ひときわ異彩を放っていたのがこのトイレ。

 お不動さんがトイレの中に。
なんか、こんなトイレを夢で見たことがあります。

 個室の方。


手洗い場


写真を撮ってから気づいたのですが、
ここは男子用だったようです。
まあ、お寺ですしね・・・でも女性もみんな出入りしてました。

女性用トイレは別にちゃんとありましたが、
男性用はここだけだったかも・・・(男性のみなさん、すみません)


トイレの写真ばかり撮って、肝心の講演会とお月見膳の写真を撮りませんでした。

お月見膳も、とてもきれいでおいしく、
やはり食事はきちんと手をかけて、美しく盛り付けてこそ、たべもののありがたみを
感じながらいただくことができるのだなあ。
カレーとかスパゲッティとかばっかり、ざくざく食べていてはいかんなあ、
などと反省いたしました。

講演は盛況で、会場に入りきれないほどのお客さんが来場されたようです。
おおいに盛り上がり、充実した2時間半となりました。
ああ、いい夜だった。

2 件のコメント:

  1.  可睡斎、中学の学校行事で宿泊訓練(?)がありまして、2泊3日、朝晩の座禅付きで行ったことがあります(^^;)
     今考えても結構きつかった。宿坊(っていうのかしら?)に泊めていただき、境内の掃除とかして。座禅では必ず一度は警策でたたかれてくださいとの決まりもあり(苦笑)中学生相手だからやさしくしてくれたけど。
     今となっては大変貴重な体験だったと思います。トイレの写真、懐かしい~(^^)私も撮りましたよ!トイレの写真!(笑)
     食事の写真、見たかったですわ~(^^)私たちは普通の精進料理でした。
     食後にお茶碗にお茶を入れて、お茶碗をたくあんで洗って最後にそのたくあんを食べて食事終了という決まりもありました。お箸は一人一膳支給されて、それを3日間使ったな~。エコだ。

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    1. おお、さすが地元。中学で行くとは、なかなかしぶいですね。
      私も座禅、やってみたいけど、ずっと座っていられる自信がなく・・・。
      精進料理はまた食べに行きたいわ♪ お茶碗をたくあんで洗う作法があったとはつゆしらず、さっさと食べちゃいました。うんまかった。( ´ ▽ ` )

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